お葬式などの葬儀に関して、実際故人を送り出す準備や、初七日や四十九日、そしてそれらに関する支払、資産家のお家だったら、残された遺族に対する相続の件など、大人たちは、お通夜やお葬式から一周忌位までは、人が一人亡くなると、様々な事に悩んだり、振り回されたり、シガラミも沢山あります。
それに伴いしなければならない手続きや業務も沢山ついてきます。でも、子供達にとっては全く蚊帳の外です。ましてや幼稚園や小学校など、まだまだ大人の事情も分からない様な、小さな子にとっては、忌引きで学校がお休みでも、たいしてする事もなく、暇を持て余してしまいます。
だって、大人はしなければならない業務に追われますし、それが仮に早く済んでしまったとしても、一応仮にも喪に服している状態なので、どこかに気分転換に遊びに行ったりする事は、やっぱりちょっと出来ません。おとなしくしておかなければならない、そんな状況下でお友達とも遊べないなら、むしろ学校なんか休みではない方が良いのではないでしょうか。
大人サイドの立場からしても、むしろ子供は普通に授業を受けてもらった方が、忌引きの間のその時間分の授業に遅れなくてすみますし、お友達とワイワイ過ごして貰っていた方が、気に掛けなくて済むのは、目の前の物事に集中する事が出来ますから、本当にありがたいです。
絶対に効率も上がり、やるべき事がサクサク済むし、醜い骨肉の争いなんかを子供達に見られる心配もありません。